サトヤマコートは、室内の壁・天井に塗布するだけで、自然界と同じような環境を人工的に作り出し、空気中に含まれる有害物質の吸着・分解を行い、キレイな空気をゼロ・エネルギーで24時間作り出すという機能を有した室内コーティング材です。
この頁では、各種実験結果(エビデンス)を示します。
参考:植物と空気浄化に関するネット上の最近(202305)の記事
環太平洋大学 国際科学・教育研究所
川島德道(現職)環太平洋大学 国際科学・教育研究所 所長・教授
1948年生 東京理科大学大学院理学研究科博士課程修了、東京理科大学助手を経て、1981年Lehigh University表面工学研究所で研究員。 1983年東京磁気印刷株式会社(凸版印刷とTDKの共同出資会社)に入社。開発技術部で磁気媒体の表面研磨に用いる超精密研磨フィルムの開発に携わる。1995年桐蔭横浜大学工学部助教授、1997年教授に就任、同大学で医用工学科、 医用工学部の設立に携わり医用工学部長に就任。2012年4月より現職。一般社団法人色材協会名誉会長、NPO法人健康福祉工学会会長
● 川島教授による、植物の空気浄化システムについての見解はコチラ。
ヤクルト様施工後の詳細情報を掲載しました。施工当日の様子や、その後毎月計測(1年間実施予定)しているルミテスター試験結果を、ヤクルト様にご協力いただき表にして掲載しております。
本塗料は、JIS(日本産業規格)・JAS(日本農林規格)が認定した製品の安全等級で、最も安全性が高く建築基準法で使用面積制限がない F☆☆☆☆(エフフォースター)を取得しています。
何も塗布していないPE板(樹脂板)と、サトヤマコートを塗布したPE板をそれぞれ別の容器に入れ、インフルエンザウイルスを加えて24時間培養した後にインフルエンザウイルスの数を測定した。サトヤマコートを塗布しているPE板は、抗ウイルス活性値が4.3となり抗ウイルス判定基準である2.0を大きく上回った。従ってインフルエンザウイルスA(H3N2型、エンベロープウイルス)に対して高い抗ウイルス活性を持つ。
何も塗布していないPE板(樹脂板)と、サトヤマコートを塗布したPE板をそれぞれ別の容器に入れ、黄色ブドウ球菌を加えて24時間培養した後に黄色ブドウ球菌の生菌数を測定した。サトヤマコートを塗布しているPE板は、抗菌活性値が5.7となり抗菌判定基準である2.0を大きく上回り、黄色ブドウ球菌に対して非常に高い抗菌効果を持つ。
塗布してないPE板入容器
塗布しているPE板入容器
何も塗布していないPE板(樹脂板)と、サトヤマコートを塗布したPE板をそれぞれ別の容器に入れ、大腸菌を加えて24時間培養した後に大腸菌の生菌数を測定した。サトヤマコートを塗布しているPE板は、抗菌活性値が3.9となり抗菌判定基準である2.0を大きく上回り、大腸菌に対して抗菌効果を持つ。
塗布してないPE板入容器
塗布しているPE板入容器
検査結果日:20240621
検査機関:▶ 大阪大学産業科学研究所内
築10年の戸建て住宅内トイレ、壁・天井のビニールクロスに塗布
数値の目安:まな板で500・包丁で200が望ましいとされる数値となります
塗布前:4,295
塗布後28日:96
塗布後365日:82
ルミテスターについてはコチラ
カビ等抑制の効果
内部にサトヤマコート未塗布と塗布済のアクリルケース2種を使用し、カップに入れた同じ量の牛乳をそれぞれのアクリルケースに入れ、それらの変化観察を実施した際の写真である。実施時期:2023年7月(常温)
6日間経過
未塗布
塗布済
9日間経過
未塗布
塗布済
13日間経過
未塗布
ケースを開けると強烈な悪臭がする
塗布済
ケース内のニオイはさほど気にならない
粒子量抑制の効果
PM2.5に対する、抑制効果の実証実験を行った際のグラフである。パーティクルセンサー(空気中の微粒子を検出する装置)を用いて、一般住宅(マンション)の未入居の同一室内(窓があり半密閉状態が作れる部屋)にて、未塗布の状態と塗布後の状態を測定(30分毎の粒子量を測定)したものである。測定時期:2023年05月
*同じマンションの室内においての実験であるため、塗らない状態と塗った状態の測定日が異なる。連続した4日間(未塗布2日~塗布済2日)であるが、粒子量は日によって変化するため完全な同条件とは言えないことから、現段階では参考値と捉えている。
消臭性試験-アンモニアガス(ガス検知管による)
サトヤマコート処理済みの綿の布を入れた袋と、サトヤマコート未処理の綿の布を入れた袋それぞれに、アンモニアガスを入れ、その(アンモニアの)残留量を時間経過と共に公的機関で測定したものである。サトヤマコート処理済みの綿の布を入れた袋は、アンモニアの減少率が高かった(アンモニアが多く減った)。依頼日:20230627/依頼機関:地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター 技術支援本部 地域技術支援部 墨田支所
*減少率の15%~30%をグラフ化した。試験に使用した綿の布は100mm✕100mm。未処理とは、何もしていない綿の布。処理済みとは、1時間程度サトヤマコート(塗料)に浸した綿の布。
約2年前に当社が新オフィスを開設した際、サトヤマコートを施工しました。その時点から、定期的に壁の同じ場所でルミテスター試験を実施しております。そのデータを下記に抜粋して掲載します。掲載日:20240409
★数値の目安:まな板で500・包丁で200が望ましいとされる数値となります
移転前(オフィス使用前)
移転前(使用前)の状態は数値が低く、新しい壁紙に菌等が少ない状態であることがわかります。
移転後(使用後)23日
オフィスを使用し始めて、人の出入り等がある現実的な状態になった時点で計測すると、数値が一気に上がりました。
塗布後7日
サトヤマコートを施工し7日経過後の計測では、使用前の新しい壁紙とほぼ同じ数値となりました。
塗布後105日
各種実験において同じ結果が出ていますが、塗布後は一気に数値が低くなり、低い状態を維持しながら多少上下するようになります。
塗布後380日
約1年後の計測でも、包丁に望ましいとされる数値を下回り低い数値を維持しています。
塗布後614日
実際の計測は短いスパンで行っていますが、今現在(約2年経過)も低い数値を維持しています。
ルミテスターとは?▶コチラ